フレコンバッグのオーダーメイド注文の際の確認事項 | 失敗しないために事前に整理すべき重要ポイント

2026.02.05

フレコンバッグ(フレキシブルコンテナバッグ)は、内容物・作業環境・搬送方法によって最適な仕様が大きく異なる資材です。そのため、既製品では対応できず、オーダーメイドでの製作を検討される企業様も少なくありません。しかし、事前確認が不十分なまま注文すると、1 . 現場で使いにくい。2 . 安全基準を満たさない。3 . 充填・排出が非効率。4 . 再発注・作り直し 。といったトラブルにつながることがあります。本記事では、フレコンバッグをオーダーメイド注文する際に、必ず確認しておくべき事項を体系的に解説します。

なぜ事前確認が重要なのか

フレコンバッグは「袋」ではなく、現場オペレーションの一部です。
サイズや形状だけでなく、吊り方・充填方法・排出方法・保管方法まで関係します。

そのため、注文前に使用条件を整理することが、最適な仕様決定のカギとなります。

確認事項①:内容物の種類

最も重要なポイントです。

内容物必要な仕様
粉体防塵・排出口径の最適化
粒体強度・耐摩耗性
化学品帯電防止(Type C / D)
食品原料食品対応内袋・清潔仕様
廃材・建材高強度・厚手生地

内容物によって、生地・内袋・縫製仕様が変わります。

確認事項②:最大充填重量(SWL)

500kg / 800kg / 1000kg など、充填重量により必要な**セーフティファクター(SF)**や縫製強度が変わります。

再使用の有無もここで重要になります。

確認事項③:サイズ・形状(角型/丸型)

  • 保管スペース
  • パレットサイズ
  • 倉庫レイアウト
  • 積載効率

これらに合わせた寸法設計が必要です。

確認事項④:吊り上げ方法(ランニング型/クロス型)

クレーン・フォークリフト・天井高など、現場設備によって最適な吊り仕様が異なります。

誤ると作業効率が大きく低下します。

確認事項⑤:充填方法

  • 上部全開
  • 投入口付き
  • ホッパー接続

充填設備との相性を確認することが重要です。

確認事項⑥:排出方法(排出口あり/なし)

排出作業の効率に直結します。

  • 紐式排出口
  • 巾着式
  • 全開排出

内容物の流動性に合わせて設計します。

確認事項⑦:静電気対策の必要性(IEC規格)

化学品・可燃性粉体を扱う場合は必須です。

Type A / B / C / D の選定が必要になります。

確認事項⑧:内袋(ライナー)の有無

湿気・粉漏れ・衛生面対策として重要です。

  • PE内袋
  • アルミ内袋
  • 食品対応内袋

確認事項⑨:使用回数(ワンウェイ or 再使用)

再使用する場合は、SF6:1以上が推奨され、耐久性設計が必要です。

確認事項⑩:保管環境・屋外使用の有無

紫外線対策(UV加工)の有無は、屋外保管で重要になります。

よくある失敗例

  • サイズだけ伝えて注文してしまう
  • 内容物の詳細を伝えていない
  • 現場設備との適合確認不足
  • 排出口仕様を考慮していない

これらはすべて、事前確認で防ぐことができます。

FAQ(よくある質問)

Q1. 図面がなくてもオーダーできますか?

可能です。使用条件をヒアリングし、最適仕様をご提案します。

Q2. 小ロットでも対応可能ですか?

仕様によりますが、対応可能なケースが多いです。

Q3. 食品用途の対応は可能ですか?

食品対応内袋や清潔仕様で製作可能です。

Q4. 試作は可能ですか?

多くの場合、試作対応が可能です。

まとめ

フレコンバッグのオーダーメイドは、事前確認の精度=完成品の使いやすさに直結します。
内容物・設備・作業方法を整理することで、最適な仕様選定が可能になります。

現場条件をお伺いし、規格・法令に適合した最適なフレコンバッグをご提案いたします。

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